ブラック派遣の実情をあきらかにする!

日本人はみんな優しくて、礼儀正しくて、真面目で、優秀で…、なんてことを言われることがありますが、実際はそんなことはなくて、悪い日本人もいます。もちろん大半の人間・企業は良識を持っていますが、中にはとんでもない人たちもいます。今回は派遣社員を苦しめるブラック企業について考えます。

一部の正社員は派遣社員を下に見ています。「お前たちは正社員になれなかった負け組だ」「学歴も資格も能力もない、それが派遣だ」「せいぜい単純労働をしていれば良いんだ」…こんな悪質なことを言う人たちがいるそうです。明らかにパワハラ・イジメと言える言動なのですが、周りの社員や上司、企業は見てみぬふり。むしろ派遣社員がイジメを受けているのを見て笑っている人もいるとか。
言葉だけでなく、肉体的に派遣社員を追い詰める企業も存在します。とある工場では、朝から夜までずっと作業をさせられるそうです。休憩もロクに与えられず、トイレさえも行かせてもらえない。残業も毎日のようにあり、その割に給料が低い…。どう考えても労働基準法に反しているのですが、それがまかり通っている現場があるようなのです。
他にも、権力を持った正社員が派遣社員を不当な理由で叱責したり、性別や容姿で差を付けたりするなど、肉体的・精神的にダメージを与える会社が後を絶ちません。ネットで「派遣先 ブラック」と検索すれば、悲惨な目に遭った派遣社員の嘆きが次々にヒットします。苦しみを受けた人の中には思い詰めて病気にかかる方や、自ら命を絶ってしまう方もいます。そんなことになるくらいなら、ためらうことなく仕事を辞めるべきです。あなたには仕事を辞める権利・自らの生活を守る権利があります。

こういった「ブラック派遣」に遭遇した場合、決して泣き寝入りしてはいけません。何もかも自分で抱え込んで、責任を背負う必要もありません。まずは派遣会社に訴えましょう。派遣会社が対処してくれなければ、都道府県・市町村が設置している機関に相談しましょう。明らかに法律に反している場合はもちろん、法律違反では無いけれども道徳的にあり得ない処遇を受けていることを説明すれば、必ず周りの人がなんとかしてくれます。どうしても職場を我慢できなければ、その日のうちに逃げるのもアリでしょう。確かに無断で仕事を辞めるのは気が引けますが、そもそも向こうが悪いのですから、思い詰めるくらいならとっとと辞めてしまいましょう。今のは極端な話ですが、とにかくブラック派遣に出会ったら泣き寝入りしないことが大事なのです。