学歴が低いと良い派遣先を紹介してもらえないのではないか

ネットなどを見ていると「学歴が低いと良い派遣先を紹介してもらえないのではないか?」といった類の疑問を抱えている方を見かけます。結論から言えば、派遣に関して学歴はほとんど関係がありません。
確かに、新卒採用時には学歴はその人の価値を左右する大きな判断基準となります。それはなぜかと言えば、新卒採用においては学生の潜在的な能力を見て合否を決定する傾向があり、学歴はそれを具現化するものとみなされているからです。しかし、派遣は違います。派遣は、過去の学歴では無くあなたがどれだけ仕事が出来るかで決まってきます。企業側からすれば、派遣社員は即戦力として期待されていますから、潜在的能力うんぬんでは無く「いま現在何が出来るのか」が重要視されるのです。なので、仮に学歴が低いことをコンプレックスに思っている方がいれば、まったくもって気にする必要はありません。
近年問題として取り上げられているのが、「高学歴ワーキングプア」と呼ばれる現象です。簡単に説明すれば、「一流大学を卒業しているのに、良い仕事・希望する職種に就くことが出来ず、生活難に陥ってしまう」ことを指します。具体例を挙げれば、「東大卒なのに年収200万」「慶應卒なのに正社員ではなく派遣社員」といった事例です。さらに言えば、派遣社員として働けていればまだマシで、実は派遣社員にすらなれない高学歴社会人も存在するのです。彼らはどうして良い大学を卒業しているのに、職にあり付けないのでしょうか?
この問題には未だはっきりとした理由は導き出されていませんが、いくつかの理由が想定されています。例えば、「プライドが高すぎる人」。高学歴の人の中には、根拠のない自信に満ち溢れている人がいます。もちろん自信があることは悪いことではないのですが、それが過剰になると悪影響が出てきます。具体的に言えば、「オレくらいの人間なら、年収1000万円くらいの求人じゃないと受け付けないぞ」「オレが一番正しい。上司の話なんか聞いてられない」といった考えを持ってしまうと、正社員はおろか、派遣社員にすらなれず、路頭に迷うことになります。
今回は学歴の有無は派遣には影響を与えないこと、むしろ高学歴でも上手くいかないケースがあることをまとめました。
これは派遣に限らず、人生のあらゆる局面で通用することですが、なにより大切なのは「昔どうであったか」ではなく「今なにができるか」です。過去ではなく、現在・未来に向かって進んでいきましょう。