実家暮らしのまま派遣として働き続けると、後に必ず後悔がやってくる
派遣社員から抜け出せなくなる
実家暮らしをしている人は、一人暮らしをしている人から見れば羨ましいと思われるのが一般的だと思われます。
ある程度の金額を家に入れているにしろ、最悪寝る場所は失わないしお金がなくても最悪食べるものは何かしらあるからです。
ですので、そこまで切羽詰って働く必要もないですし、多く稼ぐ必要もないのでいつまでも派遣社員として働き続けることができるのです。
ですが、一人暮らしとなればそうはいきません。
いつ契約が切られるかわかりませんし、病気や怪我で働けなくなれば家賃すら払えなくなるのです。
そういったハングリー精神的なものが実家暮らしの人には欠けているようにも感じます。
それが、いわゆる大きな落とし穴だともいえるのです。
そもそも、派遣というのは時給で働くことになりますので、そこまで大きな責任の仕事は任されることは少ないですし、ストレス自体あまりかかることもありません。
そんな生活に慣れてしまっては、いつまで経っても派遣からは抜け出せなくなってしまうのです。
今はまだたくさんの仕事が存在しているので派遣としても何ら困らないでしょうが、その先はどうなるかわかりませんし、人手が余れば一番先に切られるのは派遣という立場の人間になってくるのです。
何かしらの理由で派遣で働いている、次の仕事へのスキルアップのためにとりあえず派遣として働いている、という理由であれば何ら問題はありません。
ですが、それ以外の理由で派遣としての働き方を選んでいるのであれば、いつかどこかで考え方を変えないことには地獄に落ちる可能性もあるということだけは頭に入れておいたほうがいいでしょう。
親からの目が耐えられなくなる
何歳になっても子どもはかわいいといえども、それにはいくらなんでも限界というものがあります。
きちんと将来を見据えて実家で生活をしているのであれば親も厳しいことは言いません。
ですが、ただの甘えで実家に居座ろうものならいくらかわいい我が子でも厳しい目線を送らざるを得ないのです。
初めは安い金額で済んでいたものが段々と値段を吊り上げられ、結局どこかで安いアパートが借りれるぐらいの金額を家に入れなければならないようになるかもしれません。
後、休日の日も家にいることが窮屈になる恐れもあります。
そういった家族からのプレッシャーを感じることができるのであればまだ打開策は残っていますが、それでも何も感じずに実家暮らしを続けている人のほうが将来は恐ろしいことが待っているような気もします。
実家暮らしが別に悪いわけでありません。
その生活に甘えているということがよくないことで、その甘えが派遣という働き方に出ることが一番良くないことでもあるのです。
いつかは正社員として働かなければならない日がくるでしょうから、早い段階からそういった精神的なところから考えていったほうがいいのではないかと感じます。